防犯カメラの用法


<防犯カメラとは>
警戒場所にカメラを設置し映像を録画、事件発生時刻を検索して再生確認できるシステムです。デジタルビデオレコーダーを用いると長期間録画保存することができ、事件や事故が発生したと考えられる日時から簡単に検索再生することができます。カメラの存在で万引きや空き巣など犯罪の抑止効果があります。
空き巣被害にあった住宅や事務所には防犯カメラが設置されていないのがほとんどで、犯人は防犯カメラの有無を事前に確認しているようです。
<用 法>
空き巣、窃盗、万引きなど事件が発生した場合、映像を証拠として警察へ提供、早期検挙となります。
(設置していることで空き巣など不法侵入を事前に防ぐ抑止効果があります。)
コンビニなど店舗の場合、モニターを監視しながら万引き防止や発見することができます。
(レジなどから見えない場所を複数のカメラで同時に監視することも可能で、予算的な問題がある場合は、本物とダミーを組み合わせて使用するとよいでしょう。)
カメラの接続方法はビデオとテレビを接続するのとほぼ同じで、ビデオデッキのライン入力にカメラの映像端子を接続すると録画も可能となります。(カメラがBNC端子の場合、RCA変換プラグが必要です。)
一般家庭、マンション、テナント、駐車場などの監視カメラとして設置する事で犯罪が激減します。
<種 類>
自動録画ユニットはセンサーが反応したとき録画を開始、センサー範囲から離れると自動停止する便利な商品です。(一般のVHSビデオが使用できビデオテープの検索の手間が省け長期間録画が可能です。)
暗い場所でのカメラ映像を鮮明に映し出す赤外線カメラもあり暗闇でも映像をとらえる事が可能(赤外線投光器使用時は白黒画像になります。)で赤外線LEDの数量によって明るさ(照度)は異なります。
防犯カメラは一般的にカメラ・レコーダー・モニターなどを組み合わせて使用します。
画素数、照度、カラー、ドーム型、屋内用、屋外防水型、ピンホール、ワイヤレスなどがあります。
ワンケーブルカメラとは1本の同軸ケーブルで電源と映像を共有し配線を簡単にしたカメラのことで、電源ユニットが必要となります。ケーブルを自由に切断加工できるため長距離の配線工事に適しています。
室内専用・屋外防水型・屋外防滴型があり防滴型は軒下用で直接雨があたる場所には使用できません。(屋外に設置する場合は防水型カメラ、またはカメラ用ハウジング(防雨ケース)が必要となります。)
<主なカメラ用語>

1/3インチ・1/4インチとはCCDのサイズ。画素数が同じならCCDサイズが大きいほど、変換される情報量が多くなり、より広い範囲で豊な画像を撮影できる。
画素数、画素はCCDを構成する素子のことで画素数が大きいほど画像データの情報量が大きくなり、鮮明でより多くの情報を記録することができます。(大画面モニターの場合、画素数の大きい方をお勧め!)
CCDとはレンズから入ってきた光の情報を集め、デジタルに変換する半導体部品。
CMOSとはCCDと同じ機能を持つが同等の性能なら消費電力が1/5と省電力である。
信号の読み出し速度を高速化できるカメラを小型化できるなどのメリットがある。画質はCCDの方がよい。
Cマウントレンズとは、カメラレンズを本体に装着するレンズマウントと呼び、Cマウント16mm映画フィルム用に開発され産業用テレビカメラに採用されているレンズマウントです。(CSマウントは小型に設計)
フリッカーレス機能、50Hz地域での蛍光灯などによるチラツキを軽減します。
バリフォーカルレンズとは、焦点距離を可変することができ画角をワイド又はズーム調整が可能。

<画素数とTVラインについて>

画素数はカメラが捕らえる素子の事で画素数が大きいほど情報量を多く映し出します。TVラインとはモニターに出力する情報量とお考えください。
画質を優先で選ぶなら画素数の大きい41万画素でTVラインが480本以上のカメラを選び、尚且つレンズ調整型のバリフォーカルカメラをお勧めします。

<空き巣対策>
<車上荒らし>
<お店の防犯>